今回の記事では「バイト以外でお金を稼ぐ方法はないの?」と考えている大学生の方向けに、バイト以外で収入を得る10の方法を徹底解説します。
アルバイトは手軽に収入を得られますが、時間の切り売りになりがちです。現在ではスキルや情熱を活かし、将来のキャリアにつながる「長期インターン」もおすすめです。
大学生がバイト以外でお金を稼ぐ方法10選
ここでは、大学生におすすめのバイト以外でお金を稼ぐ方法を10個ご紹介します。特に長期インターンは実務経験とスキルアップの両方が得られるため、大学生のうちから始めることをおすすめします。
では、それぞれの方法について、特徴やメリット・デメリットを詳しく見ていきましょう。
1.長期インターン
長期インターンとは、企業で数ヶ月から1年以上、収入を得ながら継続的に働くインターンシップのことです。短期インターンと違い、実際の業務に深く関わるため、実務経験を積みながら収入を得られます。
長期インターンの特徴として、週2〜3日程度の勤務が一般的で、時給は1,200円〜2,000円程度となっています。ベンチャー企業からメガベンチャー、大手企業まで様々な選択肢があり、営業・マーケティング・エンジニア・デザイナーなど職種も多様です。
特徴
- 週2〜3日程度の勤務が一般的
- 一般的な時給は1,200円〜2,000円程度
- ベンチャー企業からメガベンチャー、大手企業まで様々な選択肢がある
- 営業、マーケティング、エンジニア、デザイナーなど職種も多様
メリット
- 実務経験を積みながら収入を得られる
- 就活時に強みとなるスキルや経験が身につく
- 社会人としてのマナーやビジネススキルが学べる
- 人脈が広がり、業界に詳しくなれる
- 新卒採用に繋がる可能性もある
デメリット
- 学業との両立に苦労するケースも
- 責任が大きい場合もある
- アルバイトより時間の拘束が長いケースが多い
近年、多くの企業が優秀な学生の囲い込みのために長期インターンプログラムを充実させています。特に、IT、マーケティング、コンサルティングなどの分野では、学生のうちから実践的なスキルを身につけることができるインターンシップが人気です。

2.SNS運用
SNS運用は、InstagramやTikTok、X(旧Twitter)などのSNSプラットフォームを活用して収入を得る方法です。フォロワーを増やし、影響力を持つことで広告収入やプロモーション案件を獲得できます。
SNS運用の特徴として、スマートフォン一台あれば始められ、場所や時間を選ばず作業できる点が挙げられます。最近では短尺動画コンテンツの需要が高まり、TikTokやInstagramストーリーなどで人気を集めるクリエイターが急増しています。
特徴
- 自分の興味や専門分野に関する情報発信が中心
- スマートフォン一台から始められる
- フォロワー数に応じて収入が変動する
- 企業案件やアフィリエイト広告、投げ銭などで収益化
メリット
- 初期投資が少なく始められる
- 自分の好きな分野や得意なことで発信できる
- 場所や時間を選ばずに作業可能
- 将来的にインフルエンサーとしてのキャリアに発展可能
- 人脈形成やブランディングにも役立つ
デメリット
- 収益化までに時間がかかる
- 安定した収入を得るには一定以上のフォロワー数が必要
- アルゴリズムの変更に左右される
- 炎上リスクがある
SNS運用で成功するためには、特定のジャンルに特化した専門性の高い情報発信や、独自の視点からの魅力的なコンテンツ作りが重要です。例えば、大学生ならではの視点や学生生活、就活情報など、同世代に刺さるコンテンツを発信することで差別化を図れます。

3.ブログ・アフィリエイト
ブログ・アフィリエイトは、自分のブログやWebサイトで情報を発信しながら、広告収入やアフィリエイト報酬を得る方法です。自分の興味のある分野や専門知識を活かしたコンテンツを作成し、読者に価値を提供しながら収益化できます。
特徴
- WordPressなどのプラットフォームを使って簡単に始められる
- 特定の分野に関する情報を記事として発信する
- Googleアドセンスやアフィリエイトプログラムで収益化
- 成果報酬型の収入モデルが主流
メリット
- 少ない初期投資で始められる(ドメイン代とサーバー代程度)
- 自分のペースで記事を書ける
- 一度書いた記事が継続的に収益を生む可能性がある(ストック型コンテンツ)
- 専門知識やスキルが身につく
- Webライティングやマーケティングのスキルが身につく
デメリット
- 収益化までに時間がかかる(半年〜1年以上)
- 継続的な記事更新が必要
- SEOやマーケティングの知識が必要
- 競合が多く、差別化が難しい場合がある
ブログ・アフィリエイトで成功するためには、自分が情熱を持って書き続けられるテーマを選ぶことが重要です。SEO対策を学びながら実践することで、Webマーケティングの実務スキルも身につき、将来のキャリアにも役立てることができます。

4.Youtube運用
YouTube運用は、自分で動画を制作・投稿し、広告収入や企業案件、アフィリエイトを通じて収益を得る方法です。2025年現在、YouTubeはさらに多様なクリエイターが活躍する場となり、様々なジャンルで収益化の機会が広がっています。
最近では、エンタメ系だけでなく、教育系やビジネス系のチャンネルも人気があり、得意な分野を活かして情報発信ができます。動画の再生回数やチャンネル登録者数が増えれば増えるほど収益も伸びやすく、成功すれば大きな収入を得られる可能性があります。
特徴
- スマートフォンやカメラで撮影した動画をアップロードして収益化
- 広告収入、メンバーシップ、スーパーチャット、グッズ販売など収益源が多様
- 1,000チャンネル登録者と4,000時間の視聴時間で収益化プログラムに参加可能
- ニッチなテーマでも熱心なファン層を獲得できる可能性がある
メリット
- 自分の個性や専門知識を活かしたコンテンツ作りができる
- 動画編集やカメラワークなど実践的なスキルが身につく
- 成功すれば他のSNSプラットフォームよりも高収入を得られる可能性がある
- ポートフォリオとして就活にも活用できる
- 企業からのタイアップ案件などの副次的な収益機会も生まれる
デメリット
- 動画の企画・撮影・編集に多くの時間がかかる
- 機材投資が必要になる場合がある(カメラ、マイク、照明など)
- 収益化までのハードルが比較的高い
- 競争が激しく、チャンネル成長には時間がかかる
- 顔出しの場合はプライバシーへの配慮が必要
しかし、収益化のハードルはやや高めです。YouTubeで広告収入を得るためには、チャンネル登録者数1,000人以上、総再生時間4,000時間以上の条件を満たす必要があり、最初のうちは収益がゼロの状態が続くこともあります。
また、定期的な投稿スケジュールを守ることや、視聴者とのコミュニケーションを大切にすることも、チャンネル成長には欠かせません。学業との両立を意識しながら、無理のないペースで継続することが長期的な成功につながります。

5.せどり
せどりとは、安く仕入れた商品を別の市場で高く売って利益を得るビジネスモデルのことです。2025年現在でも、実店舗とネットショップの価格差を利用した転売ビジネスとして、初期投資が少なく始められる方法として人気があります。
特徴
- 実店舗やネットで安く仕入れた商品をネット上で高く販売する
- Amazonや楽天市場、メルカリなどのプラットフォームが主な販売先
- 初期資金に応じて取引規模を調整できる
- 商品知識が増えるほど利益率が向上する
メリット
- 少額から始められ、比較的早く収益化できる
- 学業の合間に取り組める柔軟性がある
- リサーチ能力やマーケティング感覚が身につく
- 在庫管理や価格設定など実践的なビジネススキルを習得できる
- スケーラビリティがあり、規模を拡大できる可能性がある
デメリット
- 仕入れ資金が必要で、在庫リスクがある
- 商品の保管スペースが必要になる
- 市場の変動による価格下落リスクがある
- 法律や規制(特定商取引法など)への対応が必要
- 一部の商品(チケットなど)ではリセール規制がある
せどりをはじめる場合、在庫を抱えるリスクがあるため注意が必要です。仕入れた商品が売れなければ利益にならず、資金が回収できなくなることもあります。また、仕入れや発送作業に時間がかかるため、大量に扱う場合は労力が増えます。
このようにリスクはありますが、流行に敏感な人や、お得な買い物を見つけるのが得意な人には最適な方法です。適切な知識を身につければ、少ない元手でも着実に利益を増やしていくことができます。
6.Webライティング
Webライティングは、企業や個人の依頼を受けて記事やコンテンツを執筆し、報酬を得る仕事です。クラウドソーシングサイトやライター募集サイトを活用すれば、未経験でも案件を受注することができます。
特徴
- クラウドソーシングサイトやSNSで案件を受注する
- 1文字単価0.5円〜3円程度が一般的
- 経験を積むことで単価や案件の質が向上する
- 様々なジャンルの記事執筆に取り組める
メリット
- 初期投資がほとんど不要
- 場所や時間を選ばず柔軟に作業できる
- 文章力や調査能力、SEOの知識が身につく
- 専門分野の知識を活かした執筆ができる
- 実績を積めば単価アップや安定した案件獲得が可能
デメリット
- 最初は単価が低いことが多い
- 納期管理や品質管理が求められる
- クライアントとのコミュニケーションスキルも必要
- 長時間のPC作業による健康面への影響
- 案件獲得の競争が激しい場合がある
最初は単価が低い案件が多いため、収入が安定するまでに時間がかかることがあります。また、クライアントの要望に応じて文章を作成する必要があり、納期の管理や修正対応が発生することもあります。
一方で、文章を書くのが好きな人やコツコツと作業を続けられる人に向いている作業と言えます。さらに、SEOの知識を身につけたり、自分の専門分野を活かした記事を書くことで、ライターとしての市場価値を高めることができます
経験を積めば高単価の案件を獲得できるようになり、安定した収入を得られる可能性があるため、長期的な視点で取り組む価値のある仕事です。

7.動画編集
動画編集は、YouTuberやクリエイター、企業向けに動画コンテンツの編集作業を請け負い、報酬を得る方法です。2025年現在、あらゆるSNSプラットフォームで動画コンテンツの需要が高まり、質の高い動画編集スキルを持つ人材は引く手あまたの状況です。
特徴
- YouTuberやクリエイター、企業から動画編集を受注する
- 1本あたり5,000円〜10万円程度の報酬が一般的
- Adobe Premiere ProやFinal Cut Proなどの編集ソフトを使用
- 動画の長さや編集の複雑さによって報酬が変動する
メリット
- 需要が高く、案件を見つけやすい
- 技術を磨くほど単価アップが見込める
- 映像クリエイティブのスキルが身につく
- ポートフォリオを作りやすく、就活にも活かせる
- 自分の好きな時間に作業ができる
デメリット
- 編集ソフトの習得に時間がかかる
- ハイスペックなPCなど初期投資が必要な場合がある
- 細かい作業が多く、納期に追われることもある
- クライアントの要望に応える柔軟性が求められる
- 長時間のPC作業で目や肩への負担がある
この方法の大きなメリットは、高単価の案件が多いことです。1本の動画編集で数千円から数万円の報酬を得られることもあり、経験を積めば単価を上げることも可能です。また、在宅で作業できるため、学業と両立しやすいのも魅力の一つです。
一方で、動画編集ソフトの操作を覚える必要があり、慣れるまでに時間がかかることがあります。特に、Adobe Premiere ProやFinal Cut Proなどのプロ向けソフトは多機能なため、使いこなすには一定の学習が必要です。また、クライアントの要望に応じて細かい修正が求められることも多く、納期を守るためのスケジュール管理が欠かせません。さらに、競争が激しく、単価の安い案件が多い初心者のうちは、なかなか稼げないこともあります。
8.プログラミング
プログラミングは、Webサイトやアプリの開発、システム構築などを行い、そのスキルを活かして収益を得る方法です。未経験からでも学習を始めることができ、クラウドソーシングサイトを活用すれば、簡単な案件から受注することが可能です。
特徴
- Webサイト制作、アプリ開発、システム開発などの案件を受注
- クラウドソーシングやフリーランス仲介サービスで案件獲得
- 言語やフレームワークによって案件の種類や単価が異なる
- 時給制や成果報酬制など様々な報酬形態がある
メリット
- 技術力に応じて高単価の案件を獲得できる
- リモートワークが一般的で場所を選ばない
- 実務経験が就職活動で大きな武器になる
- エンジニアとしてのキャリアパスが描きやすい
- 自分で作ったサービスやアプリで収益を得る可能性もある
デメリット
- スキル習得に一定の時間と努力が必要
- 技術の進化が早く、常に学習が求められる
- クライアントとのコミュニケーション能力も必要
- 複雑な案件では納期管理が難しい場合もある
- 初心者が高単価案件を獲得するのは難しい
プログラミングの学習には時間がかかるため、すぐに稼げるようになるわけではないため難易度は高めです。特に、未経験からプログラミングを習得するには、基礎からしっかりと学ぶ必要があり、独学では挫折する人も少なくありません。また、実際の案件ではクライアントの要望に合わせて開発を進めるため、技術力だけでなく、コミュニケーションスキルや問題解決能力も求められます。
しかし、高単価の案件が多いことは大きな魅力と言えるでしょう。基本的なコーディングができるようになれば、1案件あたり数万円以上の収益を得ることも可能で、スキルが向上すればさらに単価を上げることができます。
また、リモートワークが一般的なため、大学の授業と並行しながら作業を進めやすいのも魅力です。

9.デザイン
デザインの仕事は、ロゴ作成やバナー制作、Webサイトのデザインなど、多岐にわたります。クラウドソーシングサイトを活用すれば、未経験でも簡単な案件を受注することができ、スキルを磨けば高単価の仕事を獲得することも可能です。
特徴
- ロゴ、バナー、Webサイト、イラストなどの制作案件を受注
- クラウドソーシングやSNSを通じて仕事を獲得
- 案件の規模や難易度によって報酬が大きく異なる
- 自分のセンスや個性を発揮できる仕事
メリット
- 創造性を活かしたやりがいのある仕事
- ポートフォリオを構築しやすく、実績を見える化できる
- リモートワークで場所を選ばず作業可能
- スキルアップに伴い単価を上げやすい
- クリエイティブ業界への就職に役立つ経験が積める
デメリット
- デザインソフトの習得に時間がかかる
- 初心者は単価が低いことが多い
- クライアントの要望と自分の感性のバランスが難しい
- 修正依頼が何度も来る場合がある
- 主観的な評価を受けることもあり、精神的負担になることも
デザインスキルで収入を得るためには、まずAdobe Creative Cloud(Photoshop、Illustrator)やFigmaなどの業界標準ツールの使い方を学ぶことが基本です。無料の代替ツール(GIMP、Inkscapeなど)から始めることも可能ですが、一定の制限があるためおすすめはしません。
デザインは、創造力を活かした仕事をしたい人や、細かい作業が得意な人におすすめしたい仕事です。特に、SNSやWebマーケティングに興味がある人は、デザインスキルを活かして案件を獲得しやすいため、有利に働く可能性が高いです。将来的にはフリーランスとして独立することも十分可能ですので、長期的な視点で取り組む価値のある仕事といえます。

10.起業
起業は、自分自身のビジネスを立ち上げて収入を得る方法です。近年は、デジタル技術の発展により資本金がすくくても起業できるチャンスは大いにあり、大学生でも自分のアイデアをビジネスにできる環境が整っています。
特徴
- 自分自身のアイデアやスキルをビジネス化する
- オンラインショップ、サービス開発、コンサルティングなど形態は様々
- スモールスタートから徐々に拡大していくことが可能
- 法人化せずに個人事業主として始めることも多い
メリット
- 自分のアイデアや情熱を形にできる
- 成功すれば他の働き方よりも高い収入を得られる可能性がある
- 自分のやりたいことに挑戦できる自由がある
- 経営者としての経験が就職活動で評価される
- 将来のキャリアの選択肢を広げられる
デメリット
- 収益が安定するまでに時間がかかる
- リスクを伴い、失敗する可能性もある
- 資金調達や会計など経営知識も必要
- 学業との両立が難しい場合がある
- 精神的なプレッシャーが大きい
最初は小さく始め、徐々に事業を拡大していくことで、リスクを抑えつつ収益化を目指すことができます。たとえ失敗しても、そこで得た経験やスキルは将来のキャリアに大きく役立つため、挑戦する価値は十分にあるといえます。
ただし、起業にはリスクも伴います。事業が軌道に乗るまでは収益が安定しないことが多く、最初の数ヶ月や数年は収入がほとんどない状態が続くこともあります。
また、ビジネスモデルの構築や集客、資金管理など、多岐にわたるスキルが求められるため、学ぶべきことが多い点も考慮する必要があります。さらに、失敗した場合のリスクもあるため、慎重に計画を立てることが重要です。

大学生がお金を稼ぐ方法を選ぶ際のポイント5つ
様々なお金の稼ぎ方を紹介してきましたが、どの方法が自分に合っているのかを見極めることも重要です。ここでは、大学生がバイト以外でお金を稼ぐ方法を選ぶ際に考慮すべき5つのポイントについて見ていきましょう。
1.稼げるか
どの方法を選ぶかを決める上で、最も重要なのは「どれだけ稼げるか」です。
例えば、長期インターンやプログラミング、動画編集などのスキルを活かした仕事は、時給換算するとアルバイトよりも高収入を得られる可能性があります。一方で、ブログやYouTubeのように収益化までに時間がかかるものもあり、短期間で結果を出したい場合には向いていません。
自分がどのくらいのスピード感で収入を得たいのかを考えた上で、適切な方法を選びましょう。
2.安定しているか(リスク・リターン)
収入の安定性とリスク・リターンのバランスも重要な判断基準です。高収入が期待できる方法ほど、一般的にリスクも高くなる傾向があります。
例えば、長期インターンやWebライティングは、契約が続く限り安定した報酬を得られるため、収入の波が少ない仕事です。一方で、せどりやSNS運用は、流行や市場の変化によって収益が大きく変動する可能性があります。
3.準備も含めかかる時間
大学生にとって時間は貴重なリソースです。学業との両立を考えると、準備や実際の作業にかかる時間も重要な判断材料となります。
例えば、プログラミングやデザインはスキルを身につけるまでに時間がかかりますが、一度習得すれば高収入を狙えます。一方で、せどりやクラウドソーシングでのライティングは、比較的短期間で始められるため、すぐに収益を得たい人には向いています。
4.初期投資の少なさ
大学生は一般的に資金が限られているため、始めるのに必要な初期投資の額も重要な検討ポイントです。
Webライティングや長期インターンはパソコン一台あれば始められるため、初期投資がほとんど不要です。また、SNS運用も、すでに持っているスマートフォンから始めることができるので初期費用はほぼゼロと言えます。
一方、動画編集やデザインはソフトウェアや機材の購入が必要になる場合があります。YouTube運用にも、カメラやマイク、照明など機材投資が必要になることが多いです。
せどりは仕入れ資金が必要で、取引規模に応じて資金も増やす必要があります。起業も、ビジネスの内容によっては一定の資金が必要ですので、初期投資を回収できる見込みがあるのかを考慮して、無理のない範囲で取り組むことが大切です。
5.将来につながるか
今だけでなく、将来のキャリアにも役立つかどうかも重要なポイントです。特に、長期インターンやプログラミング、デザインのようなスキルを身につけられる仕事は、卒業後の就職活動やフリーランスとしての独立にもつながります。
自分が将来目指すキャリアパスを考慮し、そこにつながるスキルや経験が得られる稼ぎ方を選ぶことで、収入を得ながら同時にキャリア形成にも役立てることができます。例えば、マーケティング職を目指すならSNS運用やブログ運営、エンジニアを目指すならプログラミング案件の受注など、将来の目標と関連する方法を選ぶと相乗効果が期待できます。
学生時代はスキル習得の黄金期でもあるため、単に今の収入だけでなく、長期的な視点で自分の市場価値を高められる方法を選ぶことをおすすめします。
大学生がバイト以外でお金を稼ぐ際の注意点
バイト以外で収入を得る方法には多くの選択肢がありますが、その一方で注意すべき点も存在します。収益化を目指す中で、思わぬトラブルに巻き込まれないよう、意識して取り組むようにしましょう。
MLMに注意
MLM(マルチレベルマーケティング)、いわゆるネットワークビジネスは、高収入をうたって大学生を勧誘するケースが多いビジネスモデルの一つです。
「簡単に稼げる」「リスクなく高収入」などの甘い言葉で勧誘されることがありますが、実際には新規会員を勧誘することで報酬を得るビジネスモデルであり、持続可能な収入を得られる人は極めて少数です。
健全なビジネスは、提供する価値が明確で、無理な勧誘をしません。少しでも怪しいと感じたら、参加を見送るのが賢明です。
情報商材に注意
「誰でも簡単に月100万円稼げる方法」「秘密の投資法」などをうたった情報商材にも注意が必要です。高額な教材を購入したものの、中身が薄く実用性がない場合や、さらに高額なコンサルティングへの誘導が目的のケースも少なくありません。
特に、SNSやYouTubeで「短期間で月100万円」などの成功体験を強調する広告には注意が必要です。確実にスキルを身につけるためには、無料や公式の学習リソースを活用したり、信頼できる教材を選びましょう。
勉強と両立できるものを選ぶ
大学生活の本分は学業であり、将来のキャリアにつながる知識やスキルを磨くことが大切です。
試験期間や就活の時期など、学業に集中すべき時期には一時的に稼ぎ方をセーブすることも大切です。長期的な視点で、学業とのバランスを取りながら継続できる方法を選びましょう。
また、法的な側面にも注意が必要です。確定申告の必要性や、扶養控除の範囲内で収入を抑える必要があるかなど、税金や保険の知識も身につけておくと安心です。