就活アプリは、効率的に内定を目指す学生の強い味方です。
企業選びから選考対策、OB訪問まで多様化する中、現役人事がおすすめする就活アプリ15選を紹介します。
就活アプリの基礎知識
従来の就活サイトとの違い
これまでの就活は、パソコンで企業を探し、自分でエントリーする「就活サイト」が主流でした。代表的なのは「マイナビ」「リクナビ」などです。これに対し、就活アプリはスマホでの手軽な操作性に加え、スカウト機能やマッチング、面接練習など多機能化が進んでいます。
学生が自分から企業を探して応募するだけでなく、プロフィールを登録すれば企業側からアプローチが来る仕組みもあります。これにより、自分では気づかなかった企業と出会える可能性が広がり、効率よく就活を進めることができます。
アプリならではのメリット・デメリット
メリットは「いつでもどこでも使える手軽さ」「自分に合う企業と出会いやすいマッチング」「スカウトで選考が有利になるチャンスがある」点です。企業の情報を調べたり、自己分析をしたり、OB・OGとつながったりと、就活に必要なことを1つのアプリでまとめて進められるのも便利なポイントです。
一方デメリットは、アプリごとに機能がバラバラなため、目的に合った選び方が難しいこと。また、通知が多く煩雑になる、画面が小さく情報把握しづらいといったスマホ特有の使いにくさもあります。
就活アプリの種類を完全分類
就活アプリは目的によってさまざまな種類に分かれています。それぞれの特長を知ることで、自分に合ったアプリを選びやすくなります。
総合型(マイナビ、リクナビ)
もっとも基本となるタイプで、インターン情報から本選考、イベント参加、エントリー管理まで幅広く使えます。特に、マイナビ・リクナビはほとんどの学生が一度は利用する定番アプリです。多くの企業情報をチェックしたい人におすすめです。
スカウト型(OfferBox、キミスカ)
プロフィールを登録しておくだけで、企業側から「ぜひ話を聞かせてください」とスカウトが届く仕組みです。自己分析結果や学生時代の経験などを丁寧に入力するほど、マッチング率が高まります。企業との距離がぐっと近くなる点が特徴です。
インターン特化型(Wantedly、インターンサイト)
インターンに力を入れたい人向けのアプリです。Wantedlyでは、ベンチャーやスタートアップ企業のカジュアルな募集が多く、自分の価値観に合った会社を探しやすくなっています。長期インターンや職場体験を重視する人に最適です。
OB/OG訪問型(Matcher、ビズリーチキャンパス)
社会人とのつながりを作るのに便利なアプリです。Matcherでは「相談に乗るよ」という社会人が学生を待っていて、気軽に話を聞くことができます。ビズリーチキャンパスは大学認証が必要なため、信頼性の高いOB/OGとつながれるのが強みです。
選考対策型(ES添削、面接練習)
エントリーシートの添削や、模擬面接の練習ができるアプリです。実際の人事経験者からアドバイスを受けられるサービスもあり、自信を持って選考に臨む準備ができます。選考本番が近づいたら、ぜひ活用したいアプリです。
情報収集型(業界研究、企業口コミ)
企業の口コミやOBの声、業界ニュースなどをまとめてチェックできるアプリです。企業研究や志望動機の作成に役立ちます。自分に合う会社かどうかを考えるヒントになります。
スケジュール管理型
説明会や面接の日程、ES提出の締切などを一括で管理できるアプリもあります。就活が本格化すると予定が増えるため、忘れ防止に活躍します。ToDoリスト機能やリマインド機能があるものを選ぶと便利です。
失敗しない選び方(独自の選定基準)
就活アプリを選ぶときにありがちなのが、「なんとなく有名だから」と使い始めてしまうことですが、就活を効率よく進めるには、自分の状況や目的に合ったアプリを選ぶことが大切です。
ここでは、迷わず選ぶための3つの視点を紹介します。
就活フェーズ別の最適アプリ
まずは、今の自分が「どの段階にいるのか」を考えてみましょう。
大学2~3年の準備期
インターン特化型や自己分析アプリがおすすめ。まずは経験を積むことが大切です。
大学3~4年の本格就活期
スカウト型や総合型、ES添削や面接練習などの対策系アプリが活躍します。
最終選考・内定直前期
企業ごとの情報収集や、面接対策に特化したアプリでラストスパートをかけましょう。
志望業界別の推奨アプリ
業界によって向いているアプリも異なります。
ベンチャー・スタートアップ志望
Wantedlyやmyturnなど、カジュアルで人柄重視のマッチングができるアプリが向いています。
大手・外資系志望
マイナビやリクナビ、dodaキャンパスなどの総合型やスカウト型を組み合わせると効率的です。
専門職(マーケ・IT・コンサル)志望
インターン特化型+選考対策型を使い分け、実務体験と選考力を同時に高めましょう。
性格タイプ別のマッチングアプリ
就活の進め方は人それぞれ。自分の性格に合わせてアプリを選ぶのも、ひとつのコツです。
行動派タイプ
アクションが得意な人は、イベント参加型やスカウト型アプリと相性が良いです。
慎重派タイプ
情報収集型やES添削など、じっくり準備できるアプリがおすすめです。
人と話すのが好きなタイプ
OB/OG訪問アプリで社会人と会話することで、業界理解や自己分析が深まります。
「人気だから」ではなく、「今の自分に本当に必要な機能があるかどうか」で選ぶことが就活アプリ選びで失敗しないためのいちばんのポイントです。
目的別おすすめ就活アプリランキング
就活アプリは数が多く、どれを使えばよいのか迷ってしまう人も多いでしょう。
ここでは、「スカウト型」「インターン探し」「OB・OG訪問」「選考対策」「情報収集」など目的別におすすめアプリを厳選して紹介します。
就活を効率よく、かつ納得感のあるものにするために、ぜひ参考にしてください。
【就活】スカウト型アプリTOP3
企業から直接オファーが届く「スカウト型アプリ」は、自分を必要としてくれる企業に出会いやすいのが特徴です。プロフィールを丁寧に書き込むことで、書類選考をスキップして選考に進めるケースもあります。
OfferBox
OfferBoxは、最も知名度が高く利用者数も多いスカウト型アプリです。
学生が登録した自己PRやガクチカをもとに、企業からオファーが届きます。利用企業数は10,000社以上と非常に多く、大手からベンチャーまで幅広い企業とマッチング可能です。
心理テスト「AnalyzeU+」による性格診断を通じて、自分に合った企業からのスカウトを受け取れるのも魅力。登録情報を充実させるほど、オファーの質と数がアップします。
キミスカ
キミスカは、選考状況や企業への志望度を自分から伝えられる「志望度設定機能」が特徴です。この機能により、企業側は学生の熱意や本気度を把握しやすくなります。
企業にとっては「熱意のある学生」を見極めやすく、学生側も自分の意志をはっきり示すことができます。
また、スカウトの種類に3段階(プラチナ・本気・気になる)があるため、企業の本気度を確認しやすく、モチベーション維持にもつながります。
登録者の中には、キミスカ経由で内定直結の選考に進んだ学生も多く、逆求人の強みを活かした就活がしたい人におすすめです。
dodaキャンパス
dodaキャンパスは、パーソルキャリアが運営する逆求人型の就活アプリで、地方学生や早期から動く学生でも企業とスムーズにつながれる点が特長です。
企業からのオファーは、エントリー不要でそのまま選考につながることもあり、効率のよい就活が可能です。
学校名や成績だけでなく、「どんな経験をしたか」や「どんな人物か」に注目したスカウトが届くため、自分らしさをアピールしたい人に向いています。
まだ就活が本格化していない時期からでも利用できるので、早いうちから将来を考えて行動したい人には特におすすめです。
長期インターン探しアプリTOP3
長期インターンは、就活前に実務経験を積める貴重な機会です。企業の雰囲気や、仕事内容を体験できるので、自分に合った会社を選びやすくなります。
ここでは、大学生に人気の「長期インターン特化型アプリ」を紹介します。
Wantedly
Wantedlyは、ミッションや価値観への共感を重視したマッチングが特徴のビジネスSNS型アプリです。
給与や条件ではなく、「なにをやりたいか」「どんな人と働きたいか」に焦点を当てた募集が多く、ベンチャーやスタートアップ企業との出会いが豊富です。
求人にはカジュアル面談や雰囲気重視の募集も多く、堅苦しくないやりとりからスタートできる点も学生に人気の理由です。将来起業したい人や、新しい働き方に興味がある人には特におすすめです。
myturn

「長期インターンに特化した求人サイト」として近年急成長中。新しいサービスながら、検索性の高さやシンプルなUIが好評で、実力派ベンチャーや成長企業の求人が揃っています。
「職種×エリア」や「リモートOK」など、条件検索がしやすく、学生目線の読みやすい求人紹介文が多く、イメージしやすいのも特徴です。
うまく活用するには、プロフィールを充実させ、気になる求人には積極的に応募するのがポイント。比較的新しいサービスのため、競争が激化する前に登録・応募しておくとチャンスが広がります。
Infraインターン
Infraインターンは、掲載企業数が業界トップクラスのインターン専用求人サイトです。
エリアや職種、リモート対応の可否など細かい条件で検索できるため、自分の生活スタイルに合ったインターン先を探しやすいのが特徴です。
実践型のインターンシップに力を入れており、マーケティング、営業、エンジニアなど職種別に充実した募集があります。また、掲載されている求人の多くが「長期」であるため、じっくりとスキルを磨きたい学生にとって信頼できるサービスです。
OB/OG訪問アプリTOP3
OB/OG訪問は、実際に企業で働く人からリアルな話を聞ける貴重な機会です。就活サイトや会社説明会では得られない「本音」に触れることで、業界理解や志望動機の深掘りにつながります。
ここでは、気軽に社会人とつながれるOB/OG訪問アプリを紹介します。
Matcher
Matcherは、「相談に乗ってくれる社会人」と学生をマッチングするアプリです。
就活相談だけでなく、人生相談やキャリアの悩みなど幅広いテーマで話ができるのが特徴です。企業名や役職にとらわれず、学生に寄り添ってくれる社会人が多いため、初めてのOB訪問にも使いやすいです。
「〇〇を教えてください」という学生のお願いに対して、興味を持って応えてくれる社会人と出会える仕組みは、他にはない魅力です。
ビズリーチキャンパス
ビズリーチ・キャンパスは、大学認証型のOB/OG訪問プラットフォームで、同じ大学の卒業生とつながることができます。
登録者は実名・実企業の社会人のみで、実際にその企業で働く先輩から、信頼できるリアルな話を聞けるのが大きな魅力です。
大学別に卒業生の一覧が表示されるので、学部や所属ゼミなど共通点のある相手を探しやすく、安心してメッセージを送れます。ハイレベルな企業の先輩が多く、外資系やコンサル志望の学生にも人気があります。
VISITS OB
VISITS OBは、AIと大学ネットワークを活用してOB/OGとマッチングする新しいスタイルのアプリです。
希望の業界や価値観を入力することで、自分と相性の良い社会人を自動で提案してくれるのが特徴です。個別に検索しなくても、自分に合う相手とつながれる手軽さが魅力。
カジュアルに話せる雰囲気があるため、かしこまりすぎず、自然体で社会人と接したい学生に向いています。
選考対策アプリTOP3
就活で必ず向き合うのが「選考」。エントリーシート、面接、SPIと、どれも対策なしでは突破が難しいものです。
ここでは、それぞれの選考ステップに特化したおすすめアプリを紹介します。
面接対策
面接対策に特化したアプリでは、よく聞かれる質問の例や回答のポイント、模擬面接の練習ができます。音声録音やフィードバック機能を備えたものもあり、自分の話し方や表情を確認しながら改善できます。
中でも「Recme」や「JobSuite」などは、録画面接の練習に対応しており、企業からのフィードバックが受けられる場合もあります。就活に慣れていない人でも、実戦に近い形で練習できるため、自信を持って本番に臨みやすくなります。
ES添削
エントリーシートの内容に不安がある学生には、添削サービス付きのアプリが役立ちます。
代表的なのは「ES添削カメラ」や「Unistyle」などで、過去のES例文や先輩の通過データをもとに、自分のESの改善点をチェックできます。
AIによる自動フィードバックのほか、人事経験者や就活OBによる添削が受けられるサービスもあり、客観的なアドバイスで書類の質を上げることができます。初めてのES提出でも安心して臨めます。
SPI対策
SPI(適性検査)は多くの企業で導入されており、対策が不十分だと選考突破は難しくなります。
SPI対策用のアプリでは、言語・非言語・性格検査など各分野の問題演習が可能で、通学中などのスキマ時間でも効率よく勉強できます。
「SPI言語・非言語対策」や「Webテスト対策問題集」などは、出題傾向に合わせた演習が充実しており、苦手分野を重点的に練習できる機能が好評です。本番形式の模試もあるので、時間感覚をつかむ練習にもなります。
情報収集アプリTOP3
企業を知り、自分に合った選択をするためには、信頼できる情報源を持っておくことが大切です。
ここでは、業界研究・企業口コミ・就活ノウハウなど、情報収集に役立つアプリを紹介します。
業界研究
「ONE CAREER」や「就活会議」などのアプリは、業界ごとの動向や職種の違い、必要なスキルなどを整理して学べる便利なツールです。
特にONE CAREERでは、企業ごとの選考情報に加えて、インターンや本選考での実際の体験談が豊富に掲載されており、「どんな学生が受かっているか」まで具体的に把握できます。
業界理解を深めたい初期段階の学生におすすめです。
企業口コミ
「OpenWork」や「キャリコネ」などのアプリでは、社員や元社員の本音が読めるため、求人情報だけではわからない企業の内側を知ることができます。
給与や福利厚生だけでなく、働く環境や人間関係まで事前に把握できるので、自分に合う企業かどうかを判断しやすくなります。
入社後のギャップを減らしたい学生にとって、実際に働いた人の声を事前に知っておけるのは大きなメリットです。
ニュース、就活ノウハウ
「就活の教科書」や「就プラ」などのアプリでは、ESの書き方や面接対策など、就活に必要な知識やテクニックを手軽に学ぶことができます。
自己分析のやり方、ESの書き方、グループディスカッション対策など、幅広いテーマを網羅しており、わからないことを調べながら就活を進めるのに役立ちます。
また、時事問題や経済ニュースを簡単にチェックできるアプリを併用すれば、面接やGDでの話題づくりにもつながります。信頼できる情報を幅広く集めておくことで、自分に合った企業選びや選考対策がしやすくなります。
就活フェーズ別最適アプリ戦略
就活は、始める時期や進め方によって使うべきアプリが変わります。
ここでは、大学2年生から最終選考前まで、就活のフェーズごとに最適なアプリの使い方を紹介します。
就活準備期(大学2-3年)
就活を意識し始めた段階では、「自分を知る」「業界を知る」「社会人とつながる」という3つの軸が大切です。
自己分析アプリ
まず、自己分析系のアプリを使って、自分の価値観や得意なことを整理しましょう。診断結果はスカウト型アプリでも活用できます。
インターン探しアプリ
インターン特化型アプリを使って、気軽に参加できる短期インターンや長期インターンを探すのがおすすめです。実際に企業で働くことで、働くイメージや自分の向き・不向きが見えてきます。
業界研究アプリ
業界研究・情報収集アプリで、気になる業界や企業の情報を少しずつ集めていくと、志望先を絞り込むヒントになります。
推奨アプリ組み合わせパターン
就活準備期には、以下のようなアプリの組み合わせがおすすめです。
- 自己分析:ミキワメ適性診断
- インターン探し:Wantedly、Infraインターン
- 情報収集:ONE CAREER、就活会議
- 社会人交流:Matcher(OB訪問)
まずは自分を知り、企業や働く環境を知る流れを意識すると、無理なく就活に慣れていけます。
本格就活期(大学3-4年)
エントリーや面接が本格化する時期には、スピード感と正確な情報が重要になります。
総合就活アプリ
総合就活アプリでエントリー企業の一覧管理や説明会予約を効率化しましょう。
スカウトアプリ
併用してスカウト型アプリを使えば、自分から動かなくても企業とつながるチャンスが広がります。選考対策アプリ
面接練習アプリやES添削サービスもこの時期には欠かせません。特にESは企業ごとの傾向をつかみながら改善を重ねる必要があるため、添削機能があるアプリを1つは入れておくと安心です。
月別アプリ活用スケジュール
月別のアプリ活用例としては、3月〜4月にかけてはエントリー&ES提出に集中、5月以降は面接対策アプリの活用頻度が増える、といった使い分けが効果的です。
最終選考期
最終面接や内定出しが本格化するこの時期は、ピンポイントな対策が求められます。
面接対策特化アプリ
面接本番で焦らないためには、実践的な練習を重ねておくことが大切です。
RecmeやJobSuiteなどのアプリを使えば、よく聞かれる質問に対する答え方を練習したり、自分の話し方を録音・録画して客観的に見直すことができます。「何を話せばいいかわからない」「表情や姿勢が気になる」といった不安も、繰り返し練習することで自信を持って話せるようになっていきます。
自信を持って本番に臨むためにも、この段階での仕上げとして活用したいアプリです。
企業情報収集アプリ
企業のHPや説明会ではわからないリアルな情報を得るには、口コミ系のアプリが役立ちます。
OpenWorkやキャリコネでは、実際に働いたことのある人の声から、社風や人間関係、働きやすさなどを知ることができます。こうした情報は、志望動機の具体性を高めたり、逆質問で企業理解をアピールする場面でも役立ちます。
入社後のギャップを防ぐ意味でも、最終確認としてチェックしておくと安心です。
内定獲得のための必須アプリ3選
選考の最後に向けて、最低限そろえておきたい内定獲得のための必須アプリを以下の3つに厳選しました。
- OfferBox(スカウト型)
プロフィールを充実させておけば、企業から面談や選考のオファーが届く可能性があります。思わぬルートから内定が決まるケースもあります。 - Recme(面接対策)
録画機能を使って模擬面接を行い、自分の表現を客観的にチェックできます。本番の受け答えに自信を持てるようになります。 - OpenWork(企業口コミ)
企業の実態を把握することで、志望動機や逆質問の質が上がり、面接官の納得感を引き出すことができます。
この3つをうまく使い分けることで、必要な対策がひと通りできるので、最終面接にも落ち着いて臨めるようになります。
【実践】効率的な就活アプリ活用法
就活アプリは、目的やタイミングに応じて、上手に使い分けることで効果を発揮します。
ここでは、就活を効率よく進めるためのアプリ活用術を紹介します。
アプリの使い分け戦略
就活アプリは「メイン」と「サブ」に分けて活用すると管理しやすくなります。
メインアプリ(1-2個)の選び方
まず軸になるメインアプリを1〜2個決めましょう。
例えば、エントリー管理をしたいならマイナビやリクナビ、企業からのオファーを重視するならOfferBoxなど、目的に応じて選ぶのがポイントです。
毎日確認するアプリは、画面が見やすく通知機能が使いやすいものを選ぶと、情報を見逃しにくくなります。
サブアプリ(3-5個)の活用法
メインアプリでカバーできない部分を補うのがサブアプリの役割です。
たとえば、ESの添削はUnistyle、面接練習はRecme、企業口コミはOpenWork、OB訪問はMatcherというように、それぞれの機能を特化して使い分けると便利です。
情報整理のベストプラクティス
複数のアプリを使っていると、企業情報や選考状況がバラバラになりがちです。
そこで重要なのが「情報の一元管理」です。
おすすめは、GoogleスプレッドシートやNotionなどを使って「企業名」「エントリー日」「選考状況」「アプリで得た情報」などを整理しておくこと。各アプリで得た内容をメモしておけば、面接前の復習もスムーズです。
アプリ登録時の注意点
就活アプリをうまく活用するには、登録時の情報入力やプロフィールの作り方も重要なポイントです。
プロフィール作成のコツ
スカウト型アプリを使う場合、プロフィールの充実度がオファーの数に直結します。
自己PRやガクチカは、簡潔かつ具体的に書くのが基本です。「なぜその経験をしたのか」「そこから何を学んだか」を明確にすると、企業側も興味を持ちやすくなります。
写真選びのポイント
顔写真は、明るく清潔感のあるものを選びましょう。
スーツ姿でなくても構いませんが、「この人に会ってみたい」と思ってもらえるような印象を意識することが大切です。
スカウト獲得率を上げる裏技
プロフィール完成後も定期的に更新することで、検索上位に表示されやすくなります。
また、AnalyzeU+(OfferBox)などの適性診断を受けて結果を公開しておくと、企業側がマッチ度を判断しやすくなり、スカウト率が上がる傾向にあります。