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ラクスルのインターンの内容&受かるための3つの条件を解説!

印刷や物流などの伝統産業をテクノロジーで変革するラクスル。

実践の中でビジネスを学べるインターンは、毎年多くの学生から注目を集めています。今回はその内容と、受かるためのポイントを詳しく解説します。

目次

ラクスルのインターンの概要と難易度

ラクスルは、印刷・広告・物流といった「仕組み化されていない業界」をテクノロジーで変革するプラットフォーム企業です。ラクスルのインターンは、実務を通して「事業づくり」に挑戦できる点が特徴で、特にビジネス職・エンジニア職ともに高い実践性が求められます。

インターンは短期・長期いずれも開催されており、過去には1dayワークショップ型や、1ヶ月以上の実務参加型など、形式も多様です。中でも「長期インターン」はラクスルの既存事業や新規事業に深く関わりながら、自ら価値を出すことが期待されるため、事前選考の段階から高い難易度があると言われています。

選考は応募フォーム提出後、書類選考や面談を通じて進められます。志望動機だけでなく、課題設定力や仮説思考なども見られるため、しっかりと準備が必要です。「自ら手を動かし、成果を出す」意欲を持った学生に向いているインターンといえるでしょう。

ラクスルのインターンの種類

ラクスルのインターンは、事業の多様性を反映して、ビジネス職・エンジニア職の2つの大きな区分に分かれています。それぞれの職種で求められる役割やスキルが異なるため、自身の志向や強みに応じた応募が必要です。

ビジネス職

① マーケティング・事業開発

ラクスルの広告事業「ノバセル」や印刷EC事業に携わり、事業のグロースに貢献します。

TVCMやWeb広告の効果測定、ユーザー動向のデータ分析、KPI設計、業務改善の提案など、広範な業務を経験できます。過去のインターン生が新しいキャンペーンの企画提案を行い、実装まで関与した実績もあり、アイデアと行動力が歓迎される環境です。

② カスタマーサクセス・オペレーション設計

顧客接点を担いながら、カスタマージャーニーを設計し、顧客満足度を高める仕組みをつくるポジションです。

SaaS導入支援やFAQの改善、業務オペレーションの自動化支援など、業務改善・効率化に関わることが多く、ITと業務設計の両輪で価値を提供します。実際に現場の課題に触れながら、問題解決能力と構造化スキルが養われます。

エンジニア職

① ソフトウェアエンジニア

ラクスルの各種プロダクトの開発業務に携わります。

React・TypeScript・Goなどの技術を使って、UI/UXの改善や、社内向けツールの開発、ユーザー行動に基づく施策実装などを担当します。レビュー文化が根付いており、設計レビューやペアプロを通して、実践的な開発スキルが身につきます。

②機械学習・データエンジニア

印刷や物流の需給予測アルゴリズムの設計、広告効果予測モデルの構築など、データを活用してオペレーション最適化に取り組む業務です。

Python、SQL、BigQuery、GCPなどのツールを扱い、モデル精度の検証やデータパイプラインの構築など、実務寄りのデータ活用を学べます。

③ SRE・インフラエンジニア

開発基盤やサービス運用の改善を担うポジションです。

障害対応プロセスの整備、モニタリング体制の改善、開発者の生産性を高めるCI/CD基盤の構築などに携わります。セキュリティや信頼性への配慮が必要なため、インターン生にも高い技術的視座が求められる一方、学ぶ機会も豊富です。

長期インターン生であっても、社員と同等の視点で考え、チームに貢献する姿勢が求められます。責任ある役割に挑戦したい学生にとって、非常に密度の高い経験となるでしょう。

ラクスルのインターンに参加するメリット

ラクスルのインターンは、既存産業の構造を根本から変革しようとするラクスルの姿勢を体感できる貴重な機会です。実際のプロジェクトに深く関わりながら、事業開発・技術開発の本質を学べる点が大きな魅力です。

以下では、ラクスルならではのメリットを3点に絞って紹介します。

①社会課題に向き合う「事業づくり」の現場に入れる

ラクスルのミッションは「仕組みを変えれば、世界はもっと良くなる」。インターンでは、印刷・物流・広告など、非効率な構造が残る業界を変えるプロジェクトに参加できます。

単なるマーケや営業支援にとどまらず、業界構造やサプライチェーンを再定義するようなダイナミックなテーマに携われる点が魅力です。

②スタートアップ的裁量×上場企業の安定性を両立

ラクスルはベンチャー的なスピード感を維持しながらも、東証グロース市場に上場している企業です。インターンでも「自分で考えて動く」姿勢が求められ、仮説検証や改善提案を自ら設計して実行に移せます。

一方で、育成体制や評価制度も整っており、フィードバック文化も強いため、安心して挑戦できる環境です。

③インターン経験がそのままキャリアの武器になる

ラクスルのインターンで得られる経験は、就活やその後のキャリアにおいても大きな武器になります。特に、複雑な業界構造を理解し、それを踏まえた提案や実行経験は、他社でも高く評価される傾向があります。

実際にインターンを経て入社した社員も多く、成果を出せば採用につながるチャンスも豊富です。

ラクスルの長期インターンに受かるための3つの条件

ラクスルの長期インターンは、学生に対しても本質的な成果を期待する「即戦力型」のプログラムです。選考通過者は、ビジネス職・エンジニア職ともに実際の業務に深く関わり、チームの一員として成果を求められます。

そのため、単なる熱意やスキルだけでなく、ラクスルのカルチャーや仕事の進め方との親和性も重視されます。ここでは受かるために特に重要な3つの条件を紹介します。

①自ら課題を見つけ、提案・実行する主体性

ラクスルのインターンでは、上から指示されるのを待つのではなく、自ら仮説を立てて提案し、改善策を動かしていく姿勢が求められます。

たとえば「ユーザー離脱が多い箇所を分析し、UI改善を提案→実装する」といった、自走力のある動きができる学生が高く評価されます。過去に合格した学生の多くも、課外活動や自主プロジェクトでの主体的な経験を持っていました。

②ロジカルかつ本質的に考える力

ラクスルの業務は、表面的な施策では成果に繋がらない場面が多く、仮説思考・構造化思考・優先順位付けといった論理的思考力が問われます。

選考時には「なぜそう考えたか」「どのように検証するか」を丁寧に言語化できるかどうかが重視される傾向があります。特にビジネス職ではケース面接やワーク形式で論理展開力が見られることもあります。

③ラクスルの事業や思想への共感と理解

ラクスルのインターンは「ラクスルという企業だからやりたい」と思える動機があるかどうかも重要です。

印刷や物流といった“地味”な業界をあえて選び、そこにテクノロジーで価値を創出するというビジョンに共感できることが重要です。

企業研究を通じて、ミッションや事業の構造・課題まで深く理解したうえで、「なぜラクスルか」を自分の言葉で説明できる準備をしておきましょう。

ラクスルのインターンにはどんな人が受かっている?過去インターンに参加した人

ラクスルのインターンに参加した学生たちは、どんなバックグラウンドや想いを持ち、どのような経験を積んだのでしょうか。

ここでは、実際にインターンを経験した5名の体験談を紹介します。

①タカギさんの場合(エンジニア職)

高専で電子情報を学び、大学院では起業も経験したタカギさんは、スタートアップでのエンジニア経験を経て、より実践的な開発環境を求めてラクスルのサマーインターンに応募。参加の動機は「プロダクト開発を通して社会課題に向き合いたい」という思いからでした。

インターンでは、既存プロダクトの一機能のUI改善およびAPI開発に取り組みました。コードレビューや設計議論を通して、実践的なチーム開発の重要性を学び、特に「レビュー文化の深さ」に驚いたと語っています。

インターン最終日には成果発表もあり、他チームとの連携も体験できたといいます。

詳細はこちらの記事を確認してください。

②Meiさんの場合(デザイナー職)

大学卒業後、独学でデザインを学び、専門学校に編入したMeiさんは「プロダクトのデザインに社会的意味を持たせたい」という想いからラクスルのデザイナーインターンに応募。

インターンでは、新規機能に関するユーザーリサーチ、デザイン改善提案、Figmaを使ったプロトタイピングに従事。仮説→検証→改善のサイクルを自ら設計し、社員からも評価を受けた経験をnoteで振り返っています。

「失敗してもチャレンジを肯定してくれる環境」が特に印象的だったそうです。

詳細はこちらの記事を確認してください。

③田代真寛さんの場合(ファイナンス職)

早稲田大学で経済を専攻し、学生時代に株式投資を始めた田代さんは、ラクスルの「開かれたIR」に関心を持ち、CFO直下のインターンに応募。「企業の中から資本市場と向き合いたい」という強い動機を持っていました。

インターンでは、統合報告書の初期ドラフトの作成、投資家との面談議事録の整理、KPI分析などを担当。定量と定性を融合した情報発信を学び、「IRは企業の“見せ方”ではなく、対話の設計だ」と実感したといいます。

詳細はこちらの記事を確認してください。

④Haruka Kawamuraさんの場合(デザイナー職)

立命館大学卒業後、就活で挫折した経験からデザインを学び直したHarukaさん。「誰かの行動や選択をデザインの力で変えたい」という想いを持ち、RAKSUL DESIGNの長期インターンに参加しました。

インターンでは、サービスごとのUX改善提案、既存UIの改善、競合サービス分析などを担当。週次の振り返りを自らnoteに記録し続け、定量的評価・主観的フィードバックの両方を活かした改善案を提案。

初めて自分の提案が実装され、チームで使われる経験に感動したといいます。

詳細はこちらの記事を確認してください。

⑤佐々 康平さんの場合(ビジネス職)

東京工業大学大学院で移動通信の研究をしていた佐々さんは、研究だけでは触れられない「事業の現場」に関心を持ち、ノバセルのインターンに参加。「数値を読み解く力を社会の意思決定に活かしたい」という動機が背景にありました。

インターンでは、テレビCM分析レポートの作成、顧客折衝の準備、マーケティング施策の効果検証などを担当。数値から示唆を抽出し、次の提案につなげる経験を積み、「研究の論理」と「事業のリアル」をつなぐ難しさとやりがいを実感したそうです。

詳細はこちらの記事を確認してください。

ラクスルの長期インターンの応募から採用までの流れ

ラクスルの長期インターンに参加するには、主に以下のフローを踏む必要があります。募集職種や時期によって一部異なる場合もありますが、基本的な流れは共通です。

①応募フォームの提出

ラクスルの採用ページやWantedlyなどからエントリー。志望動機や自己PR、過去のプロジェクト経験などを記載することが求められます。

②書類選考

提出内容をもとに選考が行われます。特に「ラクスルで何をしたいか」が明確に言語化されているかがポイントです。

③面談・面接(1~2回)

マネージャーや現場社員との面談が実施されます。志望理由やスキル確認に加え、カルチャーフィットも重視されます。場合によってはワークやポートフォリオの提出が求められることも。

④内定・条件調整

選考通過後は、勤務日数や開始時期、報酬などの条件面について個別に調整されます。

⑤インターン開始

実際の業務チームに配属され、オンボーディングを経て業務に参加します。

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この記事を書いた人

myturnマガジンは長期インターンを中心に情報を発信する、大学生のためのインターンシップ情報サイトです。

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