freee(フリー)のインターンって、どんなことをするの?どうすれば受かるの?そんな疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、freeeのインターンシップの具体的な内容と、選考に合格するための3つの重要な条件について詳しく解説します。
freee(フリー)のインターンの概要と難易度
freee(フリー)のインターンシップは、実践的なスキルを身につけたい学生に人気の高いプログラムです。
主にエンジニア職やビジネス職を対象としており、実際の業務やプロジェクトに参加しながら、クラウド会計やバックオフィス業務の最適化に取り組む内容となっています。
エンジニア志望ならプログラミングやサービス改善に関わるチャンスがあり、ビジネス職志望なら企画やマーケティング業務にも挑戦可能です。
ただし、選考は簡単ではなく、事前にプログラミングの勉強をしておいたり、自分の考えをしっかり伝えられる準備が必要です。freeeでは「自分で考えて動ける人」が求められているので、チームで協力した経験や、自分で何かに取り組んだエピソードがあると強みになります。
freeeでは、単なる作業ではなく、自ら課題を見つけて解決する力や、チームで成果を出す協働姿勢が求められます。そのため、志望動機やこれまでの取り組みをしっかり言語化し、自分の強みを具体的に伝えることが重要です。
freee(フリー)のインターンの種類
freee(フリー)のインターンには、ビジネス職とエンジニア職の大きく分けて二つがあります。
それぞれのインターンの内容を詳しく見ていきましょう。
ビジネス職
ビジネス職のインターンは選抜制の3日間プログラムで、学生がSaaSビジネスの最前線を実体験できる内容となっており、将来ビジネス領域で活躍したい学生に向けた高度なインターンです。
インターンでは、新規事業の立案をテーマに、実際の社員がメンターとして伴走。最終日には役員へのプレゼンテーションを通して、実践的なフィードバックを得ることができます。評価の高い参加者には、本選考における特別選考ルートの案内もあるとのことです。
■ 応募要件
・2027年3月までに高等専門学校、大学、大学院(修士・博士)を卒業・卒業予定の方
・正社員としての就業経験がない方
・指定されたインターン日程のいずれかに全日程参加できる方(オフライン開催)
東・京・大崎オフィスへ来社可能な方
※交通費・遠方からの宿泊費は同社規定に基づき支給
■ 開催日
① 2025年8月4日(月)~8月6日(水)
② 2025年8月18日(月)~8月20日(水)
③ 2025年9月1日(月)~9月3日(水)
■ 給与
支給なし(交通費・宿泊費は別途支給)
エンジニア職
次に、エンジニア職の内容を見ていきましょう。
エンジニア職(アドバンスコース)
このインターンは、実際の開発現場に深く入り込み、現役エンジニアと同様のフローで業務に取り組む実践的なプログラムです。
参加者は、Design Doc(設計ドキュメント)の作成から実装、リリースまでを一貫して担当し、実際に使われるプロダクトの開発に携わります。インターン期間中は、freeeの優秀なエンジニアと密に連携しながら進めるため、最新技術に触れつつ、プロの開発思考や業務スタイルを間近で学ぶことが可能です。
毎年高い評価を得ており、技術力を実務で試したい学生にとって、成長と挑戦の場となるインターンシップです。
■ 応募要件
- 2026年10月または2027年4月に入社可能な方
- 上記期間中のインターンに全日程参加可能な方
- 以下いずれかのスキル・経験を有する方
- 実務経験6ヶ月以上
- 研究で日常的にプログラミングを活用している
- 個人開発で一通りの開発プロセスを経験済み
- 競技プログラミングで一定の成果を出している(例:AtCoder緑ランク相当)
※チーム開発経験があれば尚歓迎
■ 開催日
- ① 2025年8月18日(月)〜8月29日(金)
- ② 2025年9月1日(月)〜9月12日(金)
※いずれも平日10:00〜19:00(休憩1時間)
※オフライン開催(東京・大崎オフィス)
■ 給与
非公開
QAエンジニア職
このインターンは、実務経験を通じてソフトウェア品質保証の専門知識とスキルを学ぶプログラム内容となっています。JSTQB準拠の世界標準のQA知識に基づいた講義やハンズオン、最新の自動テスト実践などを通じて、QAの現場を体系的に体験できます。
また、現場のQAエンジニアがメンターとして伴走し、トークセッションでは業界の第一線で活躍するベテランや若手社員のリアルな話を聞くことも可能です。
■ 応募資格
- 2027年4月に入社可能な方
- 学歴・専攻不問(高専生・既卒も応募可)
- プログラミング経験不問
■開催日
以下のいずれかを選択(いずれも10:00~19:00、1時間休憩)
- ① 2025年9月1日(月)〜 9月5日(金)
- ② 2025年9月8日(月)〜 9月12日(金)
■給与
非公開
freee(フリー)のインターンに参加するメリット
ここでは、freeeのインターンに参加することで得られる3つの大きなメリットをご紹介します。
実務に近い環境での挑戦や、メンターとの密なコミュニケーション、そして今後のキャリアにもつながる特別な選考ルートなど、他ではなかなか得られない魅力が詰まったプログラムです。参加を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
実務に近い環境で、SaaSビジネスの最前線を体験できる
freeeのインターンでは、単なる研修ではなく、実際のプロダクト開発や事業企画に近い形で業務に携わることができます。
たとえば、エンジニア職では設計ドキュメント(Design Doc)の作成から実装・レビュー・リリースまでを担当したり、ビジネス職では新規事業のアイデアをチームで立案し、最終的に役員にプレゼンする場が設けられています。
SaaSビジネスのリアルなスピード感やチームワークの重要性を肌で感じられるのは、freeeならではの魅力です。
メンター制度による密なフィードバックで成長スピードが加速
各インターン生には、現場で活躍する社員がメンターとして1対1で付き、日々の業務進行をサポートします。
コードのレビューや施策内容のブラッシュアップだけでなく、思考のクセや伝え方のアドバイスなど、フィードバックの質が高いのが特徴です。
こうした密なサポートを通じて、自分では気づきにくい課題や成長ポイントが明確になり、短期間で大きくスキルアップできます。
未経験からでも挑戦できるサポート体制が整っている
freeeのインターンは、プログラミングやQAなどの専門スキルが未経験でも参加できるよう、段階的に学べるプログラム設計がされています。
JSTQB準拠のカリキュラムや、現場で使われている実際の開発・テスト手法を、座学とハンズオンの両面で丁寧にレクチャー。さらに、メンターやチームメンバーが日々の進捗をサポートしてくれるため、「挑戦してみたいけど不安」という方でも安心してスキルを磨くことができます。
初めてのインターンにfreeeを選ぶ学生が多いのも、こうした環境の充実が理由です。
freee(フリー)の長期インターンに受かるための3つの条件
freeeの長期インターンは倍率も高く、企業側が求める人物像を正しく理解し、準備を整えて臨むことが合格への近道となります。
ここでは、freeeの選考を突破するために意識すべき3つの重要な条件を紹介します。
自ら考え、動ける「主体性」を持っていること
freeeでは、インターン生にも裁量ある業務が与えられます。そのため、与えられたタスクをただこなすだけでなく、自ら課題を発見し、チームと連携しながら能動的に動ける人が高く評価されます。
過去の経験で「自分から行動を起こしたエピソード」があると、選考時のアピール材料になります。
ビジネスや技術に対する興味・学ぶ姿勢を示せること
freeeのインターンでは、SaaSやクラウドなど先進的な領域に触れる機会が多くあります。そのため、日頃から業界や技術への関心を持ち、自発的に学んでいる姿勢が求められます。
選考では「最近読んだ本」「注目している企業・プロダクト」などを聞かれることもあるため、日頃からインプットを習慣にしておくと有利です。
チームで成果を出す「協働力」があること
freeeのインターンは、個人プレーよりもチームでの成果が重視されます。自分の意見をしっかり持ちつつ、相手の考えを尊重しながら議論できるか、タスクを共有し合って目標に向かえるかといった“協働の姿勢”が選考では注目されます。
グループワークや部活動、アルバイトなど、チームで取り組んだ経験があれば積極的に伝えましょう。
freee(フリー)のインターンにはどんな人が受かっている?過去インターンに参加した人
freee(フリー)のインターンに参加している学生の傾向としては、以下のような特徴やバックグラウンドを持った人が多いです。
特に主体性や協働力、学びへの意欲が評価されやすい傾向にあります。
横山翠さんの場合
横山翠さんがfreeeのインターンシップに参加できた理由は、ユーザー視点を大切にした課題設定力と、言語化された学びを積み重ねてきた姿勢、そしてQAという職種への深い理解と熱意にあったと考えられます。
横山さんは、もともとQA職に明確な関心を持っていたわけではなく、freeeのインターンを通じてその役割や魅力を発見していったとのことです。しかし、実際の参加に向けては、freeeの選考課題や面接に対してしっかりと準備し、自分の言葉で「なぜQAに興味を持ったのか」「どんな価値を提供できるか」を伝える力を高めていました。
特に印象的なのは、課題に取り組む際の「ユーザーの体験を最も大切にする」という姿勢です。テスト設計でも、単なる仕様通りのチェックにとどまらず、「どんなときにユーザーが困るか」「どうすればそれを防げるか」といった観点から課題を考え抜いており、実務を意識した視点を持っていることがうかがえます。
詳しくはこちら:https://note.freee.co.jp/n/nd1dabb9c67ca
佐藤 匠真さんの場合
佐藤さんがfreeeのインターンシップに参加できた理由は、限られた経験の中でも自ら課題を見つけて深掘りし、改善に取り組む姿勢と、プロダクトへの当事者意識、そして学びを自分ごと化する力にあったと考えられます。
佐藤さんは、大学での専攻が情報系ではないものの、ゼミ活動やインターン、アルバイトなどで培った経験から「なんとなくうまくいっていないものを可視化し、仕組みで解決する」ことにやりがいを感じていました。この“課題解決の型”を持っていたことが、freeeが求める「ユーザー課題に向き合える人材像」とマッチしたと推察されます。
また、面接ではプロダクト視点での発言が多く、単に仕事として課題をこなすのではなく、「自分が当事者だったらどうするか」という視点で考え抜く力が伝わったこともポイントです。サービスを使うユーザーや社内の開発メンバーに対して、“一緒に良くしていく”というスタンスが明確に表れていました。
詳しくはこちら:https://note.freee.co.jp/n/nea328c1c2d51
眞塩さんの場合
眞塩さんがfreeeのインターンシップに参加できた理由は、ユーザー目線でプロダクトを捉える姿勢と、限られた時間内でも本質的な価値提供を目指す集中力、そして“完成度より仮説検証”を重視する柔軟な思考にあったと考えられます。
眞塩さんは、大学での学びや過去のインターン経験を通じて、プロダクトづくりにおいて「技術よりも先に、誰のどんな課題を解決するのか」を徹底して考えるスタンスを身につけてきました。freeeのインターンにおいても、アイデアの着眼点は常に「ユーザーの行動」に基づいており、調査→仮説→検証→修正というサイクルを自発的に回していた点が高く評価されたと見られます。
また、3日間という短いプログラムの中でも、アウトプットの完成度に固執せず、仮説ベースでスピーディに提案・検証を繰り返す姿勢が印象的です。freeeが重視する「まずやってみる」「素早く学ぶ」という文化との親和性が強く表れていました。
詳しくはこちら:https://note.freee.co.jp/n/n8108719fc749
freee(フリー)の長期インターンの応募から採用までの流れ
freee(フリー)の長期インターンに参加するには、エントリーから選考、最終的な合格通知までいくつかのステップがあります。
スムーズに準備を進めるためには、事前に全体の流れを把握しておくことが大切です。
1. プレエントリー
freeeの公式採用サイトや各種インターン募集ページからプレエントリーを行います。
2. 説明会またはカジュアル面談への参加
プレエントリー後、説明会やカジュアル面談の案内が届きます。
3. 本エントリー
説明会や面談後、本エントリーの案内があり、エントリーシートの提出や課題の提出が求められる場合があります。
4. 書類選考
提出されたエントリーシートや課題に基づき、書類選考が行われます。
5. 面接
書類選考を通過した場合、面接が実施されます。面接回数や形式はインターンの種類によって異なることがあります。
6. 合格通知
面接を通過すると、合格の通知が届きます。通知後、インターン参加に向けた詳細な案内が提供されます。