名古屋発のIT企業として知られるATEAM(エイチーム)は、ゲームやライフスタイル領域で急成長中の注目企業です。
今回は、そんなエイチームのインターン内容と、合格のために必要なポイントを徹底解説します!
ATEAM(エイチーム)のインターンの概要と難易度
ATEAMは、「みんなで幸せになれる会社にすること」を企業理念に掲げ、ITを活用した多角的な事業を展開しています。主にゲーム事業(エンターテインメント)、ライフスタイルサポート事業(引越し見積もり「引越し侍」や自転車通販サイト「cyma」など)を中心に成長してきました。
インターンは技術系からビジネス系まで幅広く設けられており、特にエンジニア職は実務さながらの開発体験ができると好評です。また、インターン参加者の多くがそのまま本選考に進むケースも多く、採用に直結する傾向があります。
選考は「書類→面接(複数回)」というスタンダードな形式ですが、人気企業のため倍率はやや高め。技術力だけでなく、チームでの取り組みや企業理念への共感も重要な評価基準です。
ATEAM(エイチーム)のインターンの種類
ATEAMのインターンは、主に「エンジニア職」「デザイナー職」「ビジネス職」の3つの職種に分かれており、それぞれの専門分野で実践的な経験を積むことができます。
配属先や業務内容は事業部によって異なりますが、いずれの職種も「実務に近い環境での成長」を重視した内容となっているのが特徴です。
エンジニア職
① ソフトウェア開発
主にゲーム事業やWebサービスのフロント・バックエンド開発を担当します。
使用言語は事業部によって異なりますが、Unity(C#)やJavaScript、PHPなどが中心です。設計から実装、テスト、レビューまで一連の開発サイクルを体験でき、社員のサポートを受けながらスキルを磨くことが可能です。
実際のサービスに関わるタスクを任されることも多く、開発の責任感と達成感を味わえます。
②サーバーエンジニア
サーバーの構築や運用、保守に関わるインターンもあります。
AWSやGCPなどのクラウド環境の知識が求められることもあり、Webアプリケーションの安定運用を支える裏方としてのスキルが身につきます。ログの監視や負荷対策といったリアルな業務を通じて、インフラ領域に興味のある学生にとっては貴重な経験になります。
デザイナー職
① UI/UXデザイン
ゲームやアプリ、WebサービスのUIデザインを担当し、ユーザーが使いやすい設計を考える仕事です。
FigmaやPhotoshop、Illustratorを使った実務体験が中心となります。プロダクトマネージャーやエンジニアと連携しながら、仮説検証や改善提案を行うため、単なる「見た目」だけでなく、体験設計の視点が養われます。
②グラフィックデザイン
バナーやアイコン、プロモーション素材など、ビジュアル面のデザイン制作に携わります。
デザイナー社員のフィードバックを受けながら、実案件と同様のフローでアウトプットを制作するため、クオリティへの意識が高まる実践的な内容です。
提出ポートフォリオの精度が評価に直結します。
ビジネス職
① マーケティング・分析
Webサービスやアプリのマーケティング支援を行います。
市場・競合分析、数値分析(KPIモニタリング)、広告施策の企画・提案などを通じて、データをもとにした戦略立案のスキルが身につきます。
リスティングやSNS広告、SEO領域に関わることもあり、幅広いWebマーケティングの知識を学べます。
②企画・プロダクト推進
新規サービスのアイデア出しや機能改善提案、ユーザーインタビューなどに参加し、サービスの改善や価値向上に向けたアプローチを行います。
自分の提案が実装されることもあり、やりがいを実感しやすい職種です。
論理的思考力や提案力、チーム連携力が問われます。
ATEAM(エイチーム)のインターンに参加するメリット
エイチームのインターンは、単なる体験では終わらず、プロフェッショナルとしての視点を鍛える“実践の場”です。
ここでは、エイチームでのインターンに参加することで得られる3つのメリットをご紹介します。
①少数精鋭の「本気のチーム」に入り込める
エイチームは、職種・年次問わずフラットな関係性を大切にする文化が根づいています。
インターン生もその一員として扱われ、現場の第一線で活躍する社員と「本気」で向き合うことが求められます。技術に自信があるメンバーや、自分の考えをしっかり持った人が多いからこそ、議論の密度も濃く、インターンで得られるフィードバックの質が非常に高いのが特徴です。
妥協のないチームの中で揉まれる経験は、就活だけでなく、将来プロとして働く上での大きな糧になります。
②サービス愛とユーザー視点を貫く姿勢が学べる
エイチームでは「ユーザーファースト」が徹底されており、インターンでもその考え方に深く触れることができます。
たとえばゲーム事業部では、UI一つにしても「この動きがユーザーにどう伝わるか?」を真剣に議論し、試行錯誤を重ねて制作します。ライフスタイル支援事業でも、ユーザーの生活動線を理解したサービス改善案が歓迎されるなど、机上のアイデアではなく“リアルな体験”を軸に考える姿勢が求められます。
ユーザーに寄り添うモノづくりを経験できる点は、他社にはない大きな魅力です。
③若手が活躍するベンチャー風土のなかで自分を試せる
エイチームは上場企業でありながら、若手が主導するプロジェクトも多く、裁量を持って挑戦することができる風土があります。
インターンでも「やりたい」と手を挙げれば任せてもらえる場面が多く、受け身の姿勢ではなく、自分から動くことの重要性を自然と学べます。また、若手社員との距離が近いため、キャリア相談や人生観など、リアルな話を聞ける機会も豊富です。
意欲ある学生にとっては、企業の中での“挑戦の仕方”を肌で学べるまたとない機会になるでしょう。
ATEAM(エイチーム)の長期インターンに受かるための3つの条件
ATEAMの長期インターンは、単なる就業体験ではなく、企業の戦力として本気で挑む姿勢が求められるプログラムです。選考を突破するためには、スキルだけでなく「姿勢」と「共感」がカギとなります。
ここでは、実際に内定者やインターン経験者の傾向をもとに、合格に必要な3つの条件を解説します。
①実務レベルの技術や素地を備えていること
エイチームのインターンでは、初日から実務に近い業務に携わることが前提となっているため、特にエンジニアやデザイナー職では一定のスキルが求められます。
たとえばエンジニアであれば、Gitを使った開発経験や、Webアプリ制作の実績、Unityを用いた個人開発のポートフォリオが高評価につながります。単なる知識ではなく「動くものを作った経験」が重要視されており、チーム開発や個人開発の経験があると強みになります。
選考時には成果物の提出が求められる場合もあるため、準備は必須です。
②チーム志向・フィードバックへの前向きさ
エイチームのインターンは、「みんなで幸せになれる会社にすること」という理念を体現するかのように、チームでの協働を重視します。
そのため、技術力以上に「周囲と協力しながら成果を出せるか」「素直にフィードバックを受け入れられるか」が評価される傾向があります。実際、社員からのフィードバックを的確に活かし、短期間で成長を遂げた学生が高評価を得ていたという声も。
自分の意見を持ちつつも、他者の意見を尊重できる柔軟性が鍵を握ります。
③エイチームの価値観・事業への共感
「この会社で働きたい」という想いを言語化し、きちんと相手に伝えることも重要です。
エイチームは事業領域が多岐にわたるため、自分がなぜゲーム開発に携わりたいのか、なぜライフスタイル事業に惹かれるのかといった軸を明確にする必要があります。企業理念やサービス内容に対する深い理解と、そこに自分がどう貢献できるかを語れると、面接官の印象も大きく変わります。
過去のインターン参加者の中でも、理念共感やサービス愛を強く語れた人ほど通過率が高い傾向にあります。
ATEAM(エイチーム)のインターンにはどんな人が受かっている?過去インターンに参加した人
エイチームのインターンには、実務に即したスキルや主体性が求められる分、参加する学生のレベルも高い傾向にあります。
ここでは、実際に参加した5名の学生がどのような経歴や動機で応募し、どのような経験を得たのかを紹介します。
①Kagariさんの場合(大学非公開)
経歴・動機: Kagariさんは、2023年8月にエイチームライフデザインのインターンに参加しました。Ruby on Railsを用いた開発経験を持ち、実務に近い環境でのスキル向上を目指して応募。
インターンでの経験: インターンでは、中古車販売店の検索機能の改善や、管理者画面でのバリデーション機能の追加など、実際のプロジェクトに携わりました。社員とのコミュニケーションも活発で、業務を通じて多くの学びがあったと述べています。
▶ 詳細はこちらの記事を確認してください。
②hrm1810884さんの場合(大学非公開)
経歴・動機: hrm1810884さんは、2024年8月にエイチームライフデザインのインターンに参加しました。フロントエンド開発に興味を持ち、実務経験を積むために応募。
インターンでの経験: インターンでは、ライフエンディングの総合サイト「Life.」のフロントエンド実装を担当。TypeScriptやReact、Next.jsを用いた開発を通じて、実務レベルのスキルを習得しました。また、メンターとの1on1面談を通じて、就職活動全般の相談にも乗ってもらえたと語っています。
▶ 詳細はこちらの記事を確認してください。
③tomonacaさんの場合(大学非公開)
経歴・動機: tomonacaさんは、独学でWebデザインを学び、チームでのプロダクト制作経験を積むためにエイチームのデザイナーインターンシップに参加しました。
インターンでの経験: インターンでは、3人1組でチームを組み、サービスのプロトタイプを作成。デザインプロセスに沿ってコンセプトやペルソナの作成を行い、短期間でのチーム開発の難しさと重要性を学びました。また、デザインにおいて「なんとなく」で判断することの危険性を痛感し、ユーザー視点の重要性を再認識したと述べています。
▶ 詳細はこちらの記事を確認してください。
④T.T.さんの場合(同志社大学・経済学部)
経歴・動機: T.T.さんは、同志社大学経済学部に在籍し、マルタ島への短期留学中にプログラミングに出会いました。帰国後、独学でプログラミングを習得し、プロダクトのリリースまで行いました。その経験からエンジニアを志し、エイチームの長期インターンシップに参加。
インターンでの経験: インターンでは、実務に近い開発業務に携わり、社員から「尋常じゃない努力ができる人」と評価されるほどの成果を上げました。この経験を通じて、エイチームの企業文化や働き方に共感し、エンジニア職としての内定を獲得しました。
▶ 詳細はこちらの記事を確認してください。
⑤H.F.さんの場合(和歌山大学・経済学部)
経歴・動機: H.F.さんは、和歌山大学経済学部に在籍し、ゼミ活動でプログラミングを学びました。エイチームの採用コンセプト「仕事を楽しくするのは、自分だ。」に共感し、1dayインターンシップに参加。
インターンでの経験: インターンでは、グループワークを通じて、社員からのフィードバックを受けながら課題に取り組みました。その後、2daysインターンシップにも参加し、社員との密なコミュニケーションを通じて企業文化を肌で感じました。現在は、エイチームウェルネスにて内定者アルバイトとしてマーケター業務に携わっています。
▶ 詳細はこちらの記事を確認してください。
ATEAM(エイチーム)の長期インターンの応募から採用までの流れ
ATEAMの長期インターンに参加するまでのプロセスは、選考付きでやや実践的です。以下が主な流れとなります。
①エントリー(Web応募)
まずは公式サイトや採用ページ、各種ナビサイトからエントリーします。職種ごとに募集ページが異なる場合があるため、希望職種を明確にしておきましょう。
②書類選考・ポートフォリオ提出
エンジニアやデザイナー職では、これまでの成果物やポートフォリオ、GitHubアカウントなどの提出が求められます。ビジネス職では志望動機や過去の経験が重視されます。
③面接(1〜2回)
人事または現場社員との面談が行われます。志望理由や、エイチームで成し遂げたいことなど、価値観への共感が見られるポイントです。
④インターン参加決定
合格者にはインターン参加の案内が届き、配属先やスケジュールなどの詳細が決まります。多くの場合、長期インターンは1〜3ヶ月を目安に行われます。