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インターンシップが内定につながる3パターンを解説!内定がもらえる人の4つの特徴とは

インターンが内定につなげるケースを解説

インターンシップは、就職活動において内定獲得の重要なステップとなることがあります。

「インターンシップは内定に関係あるの?」
「内定を得やすい人には、どのような特徴があるの?」

こうしたお悩みを持つ方も多いのではないでしょうか。

この記事では、インターンシップから内定につながる3つのパターンと、内定を得やすい人の4つの特徴について詳しく解説します。これからインターンシップに参加しようと考えている方は、ぜひ参考にしてください。 

目次

インターンは内定に繋がる?

結論として、インターンが内定に直接つながるケースは少ないですが、確かにあります。

例えば、長期インターンでは、企業が優秀な学生を見極め、早期内定を出すことがあります。また、短期インターンでも、成果や評価が選考で有利になる場合があるようです。

ただし、すべてのインターンが内定に結びつくわけではありません。企業ごとの採用方針やインターン内容を十分に確認することが重要です。

企業はインターンシップの情報を採用活動に使用可能

一定の条件を満たしたインターンシップで得た学生情報は、企業が採用活動に活用できます。この仕組みは、2022年6月に「インターンシップの基本的考え方」が改正され、明確化されました。

特に「汎用的能力・専門活用型インターンシップ」(タイプ3)に該当する場合、次の条件を満たすことで採用活動への利用が認められています。

採用活動に利用可能なインターンシップ条件

条件詳細
就業体験要件半分以上の日数を就業体験に充てる
指導要件社員が指導とフィードバックを行う
実施期間要件汎用能力型: 5日以上 / 専門型: 2週間以上
実施時期要件卒業前年度以降の長期休暇中
情報開示要件学生情報活用を明示する
参考:厚生労働省

これにより、企業は広報活動や選考活動で学生情報を活用可能です。ただし、学生の公平性や学業配慮も求められています。

【具体例】インターンが内定に繋がる主なケース

ここでは、インターンが内定に繋がる主なケースを3つ紹介します。

  • 長期インターン先で新卒入社を誘われる(ベンチャー)
  • 長期インターン先で優秀な成績を残し選考で有利になる(大手)
  • 短期インターンで優秀な成績を残し選考で有利になる

1つずつ、詳しく見ていきましょう。

①長期インターン先で新卒入社を誘われる(ベンチャー)

長期インターンシップを通じて新卒入社の誘いを受けるケースは、特にベンチャー企業で見られます。ベンチャー企業は、インターン期間中の働きぶりを直接評価し、将来性を見込んで早期内定を提示することが多いです。

例えば、スタートアップ企業では、即戦力として期待できる学生に対して積極的にオファーを行います。このような早期採用は、企業側にとって人材確保のメリットがあり、学生にとってもスムーズなキャリア形成につながります。ただし、すべてのインターンが内定に直結するわけではないため、企業の方針を理解することが重要です。 

②長期インターン先で優秀な成績を残し選考で有利になる(大手)

大手企業では、長期インターンシップで優れた成果を上げると、採用選考で有利になる場合があります。

ただし、選考免除は稀であり、インターン期間中の業務評価が選考時に考慮されることが一般的です。インターン経験のない学生も同様に選考を受けるため、インターン参加者であっても不採用となる可能性があります。

例えば、総合商社や大手メーカーでは、インターンシップ参加者に対して早期選考の案内を行うことがありますが、最終的な採用は他の応募者と同様の基準で判断されます。そのため、インターンシップ参加は選考での優位性を高める一要素となりますが、確実な内定を保証するものではありません。 

③短期インターンで優秀な成績を残し選考で有利になる

短期インターンシップで優れた成果を上げると、採用選考で有利になる場合があります。企業はインターン中の活躍を評価し、選考において参考にすることが多いためです。

例えば、ある大手企業では、短期インターンでのリーダーシップや問題解決能力を高く評価し、本選考での評価に反映させています。ただし、すべての企業がインターン経験を重視するわけではないため、各企業の採用方針を確認することが重要です。 

インターンに参加して内定をもらいやすい人の特徴

インターンに参加して内定をもらいやすい人の特徴として、以下の4つが挙げられます。

  • 事前準備をしっかりしている
  • 明確な目的意識を持っている
  • 協調性があり、積極的にコミュニケーションを取る
  • 基本的なビジネスマナーを身につけている

①事前準備をしっかりしている

内定を得やすい学生は、インターン参加前にしっかりと準備を行います。企業の業務内容や業界動向を調べることで、実践的な知識を持ってインターンに臨めるためです。

例えば、業界特有の課題やトレンドを把握していると、業務内容への理解が深まり、課題解決の提案も具体的になります。このような積極的な姿勢は、企業側にとって高評価につながります。

事前準備が充実している学生ほど、インターン中に能力を発揮しやすい傾向があります。

②明確な目的意識を持っている

明確な目的意識を持つ学生は、インターンシップで高く評価される傾向があります。単なる経験としてではなく、自己成長やキャリア形成の一環として位置づけているためです。

具体的には、「何を学びたいか」「どのスキルを習得するか」「将来の目標にどう結びつけるか」を明確に言語化しています。このような意識が、積極的な行動や成果につながり、企業側からも優秀な人材として認識されやすくなります。

その結果、内定獲得の可能性が高まると言えます。

③協調性があり、積極的にコミュニケーションを取る

インターンで内定を得やすい人は、協調性を重視し、積極的にコミュニケーションを取れる人です。個人の実力をアピールするだけでは、チームで成果を求められる場面で十分な評価を得られないことがあります。

例えば、共同作業中に周囲の意見を尊重しつつ、自ら提案を行う姿勢は高く評価されます。また、困っているメンバーをサポートする行動は信頼感を生むきっかけとなります。目立つことを目的とせず、周囲と協力しながら結果を出すことが、企業にとって魅力的な人材と映るポイントです。

④基本的なビジネスマナーを身につけている

ビジネスマナーを身につけている人は、内定を得やすい傾向があります。適切な振る舞いができることで、社員から「入社後も円滑にコミュニケーションを取れる人」と評価されるためです。

例えば、メールでは敬語や礼儀を守り、誠実さを伝えることが重要です。また、電話では明確な言葉遣いと相手を気遣う姿勢が信頼感につながります。こうした基本的なマナーが身についていると、インターン中だけでなく、その他の場面でも好印象を与えることができます。

インターン×内定についてよくある質問

最後に、インターン×内定についてよくある質問を紹介します。ぜひ参考にしてください。

Q.インターンに落ちても内定のチャンスはある?

インターンシップで不採用となっても、本選考で内定を得るチャンスは十分にあります。企業はインターンの選考結果を本選考に直接反映しないため、インターンでの不採用が本選考に影響を及ぼすことは基本的にありません

ただし、インターンと本選考の選考基準には共通点が多いため、インターンでの経験を振り返り、自己分析や面接対策を行うことが重要です。例えば、インターンでのフィードバックを活用し、自己PRや志望動機をブラッシュアップすることで、本選考での評価向上につなげることができます。 

Q.短期インターンに行かなくても内定はもらえる?

短期インターンシップに参加しなくても、内定を得ることは可能です。ただし、一部の企業では短期インターン参加者を選考で優遇する場合があります。

例えば、ある企業ではインターン参加者に早期選考の案内を行い、選考プロセスを短縮することがあります。そのため、志望する企業の採用方針を事前に確認し、必要に応じてインターンへの参加を検討してください。企業の情報は公式ウェブサイトや就職情報サイトで入手できます。 

Q.内定のために長期インターンに参加するのはあり?

内定獲得を目指して長期インターンシップに参加することは、特定の企業への強い志望がある場合、有効な戦略となります。しかし、インターンシップの主な目的は実務経験の習得やスキルの向上であるため、得られる経験や学びを重視することが重要です。

例えば、マーケティング分野に興味がある場合、その分野での実務経験を積むことで、将来のキャリア形成に役立ちます。また、インターンシップを通じて業界や職種への理解を深めることで、自身の適性や興味を再確認できます。したがって、内定獲得だけを目的とせず、自己成長やスキル習得を視野に入れて参加することが、より有意義な時間となるでしょう。 

長期インターンについては、こちらの記事で詳しく解説しています。あわせて参考にしてください。

Q.内定者インターンには絶対参加すべき?

絶対参加する必要はありません。

しかし、内定者インターンの参加にはメリット・デメリットがあります。

スクロールできます
メリット・社員や同期と早く関係を築ける・実務経験を積み、入社後にスムーズに業務に取り組める
・入社後のギャップを減らし、職場環境に早く適応できる
デメリット・他の予定を優先できなくなる・企業の雰囲気に不満があっても辞退しづらくなる
・場合によってはアルバイトより収入が少なくなる

内定者インターンでは、業務体験や社員との交流を通じて会社に早く馴染める機会が得られます。実務に近い業務を体験することで、入社後に即戦力として働きやすくなる場合があります。

一方で、参加しなくても内定やその後のキャリアに大きな影響はありません。多くの企業は入社後に研修やOJTを用意しており、内定者インターンに参加していない社員も十分に活躍しています。

したがって、内定者インターンを「有意義」と感じるかどうかが参加の判断基準となります。特に「学生時代に他にやりたいことがある」場合は、無理に参加する必要はありません。

内定者インターンについては、以下の記事で詳しく解説しています。

Q.インターンで内定をもらったあとは何をするべき?

内定通知を受け取ったら、速やかに感謝の意を伝えるメールを送りましょう。この際、採用への感謝と入社への意欲を明確に伝えることが重要です。

また、内定先が内定後インターンシップを実施している場合、参加を検討してみてください。内定後インターンシップは、入社前に業務内容や社風を理解し、実務経験を積む良い機会です。入社後の適応がスムーズになり、同期より一歩先んじたスタートを切ることが期待できます。 

内定後インターンがない場合は、入社後に役立つスキルや資格の勉強を始めることで、即戦力として活躍できる準備が整います。例えば、業界関連の資格やビジネスマナーの習得などが挙げられます。

入社前の期間を有意義に過ごし、社会人生活へ向けて準備を進めておきましょう。

Q.インターンを経てもらった内定は辞退をしてもいいの?

インターンシップを通じて得た内定を辞退することは、法的には問題ありません。しかし、企業との信頼関係に影響を及ぼす可能性があるため、慎重な判断が求められます。

辞退を決めた場合は、早めに連絡し、感謝の意を伝えることが大切です。また、辞退理由を明確に伝えることで、企業側も今後の採用活動に活かすことができます。誠実な対応を心掛けましょう。 

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この記事を書いた人

myturnマガジンは長期インターンを中心に情報を発信する、大学生のためのインターンシップ情報サイトです。

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