「長期インターンが気になるけど、大学1年生から参加できるの?」
「そもそも参加した方がいい?」
大学1年生のうちから長期インターンへの興味はあるけれど、様々な不安から応募まで踏み切れない方も多いのではないでしょうか。
本記事では、大学1年生はインターンに参加できるのか・参加のメリット・デメリットなどを細かく解説します。おすすめのインターンや探し方なども解説しているので、ぜひ参考にしてください。
そもそも大学1年生はインターンに参加できる?
結論、大学一年生もインターンに参加はできます。
企業側からすると長期的に働いてもらいやすいメリットがあるため、最近は1、2年生歓迎のインターン先が増えているのです。学生にとっては早くインターンに参加することで、就活までに即戦力となるスキルを身につけられますよ。
インターンには短期と長期があり、短期インターンの場合は早くても3年生になる前の春、または3年生の夏から参加できます。
そのため、大学1年生の場合は長期インターンへの参加がおすすめです。
そもそも大学1年生から短期インターンに参加するのは、メリットが薄いといえます。なぜなら、短期インターンは職場体験、企業理解が短期で行えるメリットが大きいため、長期的にインターンに時間を割ける1年生にはもったいないでしょう。
大学1年生が長期インターンに参加する5つのメリット
では、大学1年生が長期インターンに参加するメリットはどんなものなのでしょうか。ここでは、以下の5つに分けて詳しく紹介します。
- バイトよりも深く仕事の経験が積める
- いち早く社会人同等の経験ができる
- 就活でも圧倒的に有利になる
- 給与もバイト以上にもらえるケースも
- 大学での学びを実践できる場にもなる
①バイトよりも深く仕事の経験が積める
長期インターンに参加することで、アルバイトより深く仕事の経験が積めます。長期インターンでは、アルバイトと同様に給与が発生します。社員と同等の業務内容や責任感を持って働く経験が積めるため、即戦力となるスキルを身につけやすくなるのです。
また、大学一年生から長期インターンを始めれば、卒業まで長期にわたってスキルアップができます。アルバイトをするよりもスキルを高められ、それに応じて給与アップも見込めるため挑戦するメリットは大きいでしょう。
②いち早く社会人同等の経験ができる
大学1年生から長期インターンを始めると、いち早く社会人と同等の経験が積めます。責任感のある仕事や社会人としての振る舞いなど、他では積めないスキルや経験を積めるのです。座学等では得られない知識や思考力、経験が積めるでしょう。
また、長期インターンでは、社会人としてのビジネスマナーが学べます。例えば、時間厳守、敬語の使用、チームワークなど。就活や入社後にも役立つスキルなので、早い段階から学んでおいて損はないでしょう。
③就活でも圧倒的に有利になる
大学1年生から長期インターンに参加すると、就活で圧倒的に有利になります。なぜなら、上記でも述べた通り、実践的な社会的スキルが身につけられるからです。
就活では、ガクチカと呼ばれる「学生時代に力を入れたこと」について質問される機会が多くなります。その際、長期インターンでの経験を話すことで即戦力をアピールでき、他の就活生とは違った経験を話せるため印象にも残りやすくなるでしょう。
④給与もバイト以上にもらえるケースも
長期インターンでは、アルバイト以上に給与がもらえるケースがあります。例えば、スキルアップに応じて時給が上がる制度や、成果に応じてインセンティブがもらえるなどです。こうした給与アップを目標に、インターン生の取り組み姿勢をよくする目的があります。
自分のスキルや経験を磨きながら、同時に給与がアップすると一石二鳥ですよね。せっかく長期インターンを始めるなら、給与アップが見込めるインターン先を選びましょう。
⑤大学での学びを実践できる場にもなる
長期インターンは、大学での学びを実践できる場にもなるでしょう。大学の勉強は、インプットする機会は多くありますがアウトプットの機会は少ないのです。
しかし、長期インターンでは企画や資料作成等を通じて、学びをアウトプットできます。
例えば、大学でマーケティングを学んでいた場合、マーケティング理論を実際はどのように使えるかを学べます。そうすることで、大学の学びがより深く理解でき、実践的な課題解決能力も上がりますよ。
大学1年生が長期インターンに参加する2つのデメリット
続いて、大学1年生が長期インターンに参加するデメリットを2つ紹介します。デメリットを踏まえ、参加する際の不安を払拭しておきましょう。
- それなりの経験を積むには時間がかかる
- バイトよりも責任が重い
①それなりの経験を積むには時間がかかる
大学1年生から長期インターンを始めるとは言え、それなりの経験を積むには時間がかかります。特に、大学1年生は社会人としての経験が浅いため、最初は単純な業務からスタートすることが多いでしょう。
長期的に業務を続けることで、徐々に責任のある仕事を任せてもらえるようになり、より多くの経験を積めます。忍耐強く、長期的にインターンを続けることが大切です。
②バイトよりも責任が重い
長期インターンは、アルバイトよりも責任が重くなります。インターンでは、実際に社員同等の業務を任されるため、自分のミスが会社の損失につながることも。
また、インターン生は会社の社員と同等に働くため、社会人としてのマナーや意識が求められます。はじめのうちは習得する知識が多く、苦労することもあるでしょう。
しかし、失敗を恐れずチャレンジを続ける姿勢を保ち、責任ある業務をこなすうちにアルバイトとは比べものにならないスキルが身につきます。社会人としてのマナーも身につけられるため、チャレンジする価値は高いでしょう。
大学1年生におすすめのインターンの探し方ランキング7選
ここまで、大学1年生が長期インターンに参加するメリット・デメリットを細かく解説してきました。ここからは、一般的な大学1年生向けの探し方を、おすすめ順にランキングで紹介します。
- インターン専用求人サイト
- SNS
- 友人・先輩の紹介
- 公式サイト
- 大学ポータルサイト
- キャリアセンター
- OB訪問サイト
①インターン専用求人サイト
- 様々な企業、職種の募集がたくさん見つかる
- 幅広く選択肢が欲しい方におすすめ
- 情報を見極める必要がある
長期インターンを探すなら、インターン専用サイトがおすすめです。様々な企業、職種での募集が一度に見つかるため、幅広い選択肢が欲しい方には持ってこいでしょう。
ただし、求人案件が多い分、情報を見極める必要があります。企業HPなども併せてチェックし、事業内容や社風なども理解した上で応募してください。
②SNS
- 最新情報やインターン生の口コミが見れる
- 働くイメージが鮮明になる
長期インターンを探すなら、SNSを駆使するのもおすすめです。企業の公式アカウントをフォローしたり、ハッシュタグ検索を活用したりすることで、最新情報やインターン生の声が見つかります。
募集要項だけではわからないような、リアルな口コミが確認できますよ。実際に働く際のイメージが鮮明になるため、応募しやすくなるでしょう。
③友人・先輩の紹介
- 参加メリットや内容を詳しく把握できる
- 紹介によって選考が簡略化されることも
- 企業研究や事前準備がしやすい
友人・先輩の紹介も、長期インターンを探す手段としておすすめです。参加するメリットや内容を普通よりも詳しく把握でき、紹介によって選考フローが簡略化されることも。
また、参加経験から得た意見やリアルな情報を得られます。そのため、事前に内容を把握でき、企業研究や事前準備が進むでしょう。
④公式サイト
- 企業ビジョンや事業内容を理解できる
- 情報に間違いがない
もし興味のある企業があれば、公式サイトの採用情報ページをチェックしてみましょう。企業のビジョンや事業内容を理解した上で応募できます。
公式サイトでインターン情報をチェックすれば、間違った情報を得ることはないでしょう。SNSやインターン募集サイト等で情報を確認した後、公式サイトでチェックするのもおすすめです。
⑤大学ポータルサイト
- 大学が提携している企業のインターン情報がある
- 推薦、優遇が得られることも
- フローの簡略化や本選考に有利な場合も
長期インターンを探すなら、大学のポータルサイトで探すのも1つの手段です。ポータルサイトとは、大学が提携している企業のインターン情報が掲載されたサイトのこと。
大学からの推薦状取得など、優遇制度がある場合もあります。選考フローが通常より簡略化されたり、本選考にも有利になったりするため一度チェックしてみましょう。
⑥キャリアセンター
- ES添削や面接対策ができる
- 過去のデータや口コミが聞ける
大学のキャリアセンターでは、求人情報の提供だけでなく、エントリーシートの添削や面接対策など、様々なサポートを受けられます。長期インターンを探すだけでなく、選考を受ける際にも活用できるでしょう。
また、過去の先輩が受けたインターン先や、口コミなどの情報を詳しく聞けるため、応募する前の不安を十分に払拭できます。就活が本格化する前でも、キャリアセンターを有効活用しましょう。
⑦OB訪問サイト
- 仕事内容、社風を質問できる
- キャリアセンターと併用するとうまく使える
長期インターン先を探すなら、OB訪問サイトでもチェックできます。実際に働いている社員から、仕事内容や社風について詳しく質問できますよ。インターンの雰囲気を確認したい場合はぜひ活用してください。
OB訪問サイトの使い方がわからない場合は、大学のキャリアセンターで質問しましょう。使い方だけでなく、おすすめの訪問先や質問の仕方などを聞ける場合があります。
大学1年生におすすめのインターンの種類
ここでは、大学1年生におすすめなインターンの種類を4つ紹介します。「どのインターンに応募すればいいのか迷う…」という方は、ぜひ参考にしてください。
- 広告・マーケティング
- 営業
- エンジニア・デザイナー
- ライター・編集
①広告・マーケティング
- 市場調査、データ分析、広告運用が学べる
- コミュニケーション・プレゼン能力が磨ける
広告・マーケティングのインターンは、大学1年生から始めるのにおすすめです。仕事内容としては、主に市場調査やデータ分析、広告運用補助などが挙げられます。
クライアントの要望を踏まえ、どのような広告を打てば効果的なのかを考えるため、データに基づいて分析する業務に携われるのです。クライアントワークを通して、コミュニケーション・プレゼン能力を磨けますよ。
②営業
- テレアポ、顧客対応、営業資料作成が学べる
- コミュニケーション・交渉術が身に付く
営業の長期インターンは、大学1年生がスキルを身につけやすくおすすめです。テレアポや顧客対応、営業資料作成などの業務が経験できます。企業の顔として、顧客とコミュニケーションを取りながら商品やサービスを提案できますよ。
顧客とのやり取りを通して、コミュニケーション能力・交渉術を磨けます。また、ニーズを汲み取った提案を行うことで、問題解決能力を養えるでしょう。
③エンジニア・デザイナー
- プログラミング、webサイト制作、アプリ開発補助が学べる
- コミュニケーション能力、チームワークが学べる
エンジニア・デザイナーの長期インターンでは、大学1年生から実践的な経験を積めます。プログラミングやWebサイト制作、アプリ開発の補助などを経験できますよ。
実務を通して、プログラミング言語やデザインツールの使い方を習得できます。また、チームで開発を進める経験を通して、コミュニケーション能力やチームワークを学べるでしょう。
④ライター・編集
- Webライター、取材、編集作業が学べる
- リサーチ力、情報収集力が身に付く
- Webマーケティングの実践経験が積める
ライター・編集の長期インターンでは、Webサイトやブログ記事の執筆、取材・インタビュー、編集作業補助が学べます。文章力だけでなく、リサーチ力や情報収集力が磨けますよ。
文章作成を通して、ライティング技術や編集スキルを身につけられます。また、取材を通して、コミュニケーション能力を高められるのです。さらに、SEOの知識を学ぶことで、Webマーケティングの基礎を習得できますよ。
やめておくべき長期インターンの特徴3つ
最後に、やめておくべき長期インターンの特徴を3つ紹介します。せっかくインターンに参加できても「辛くて続けられない…」なんて場合もあります。ぜひ最後まで読み、長期的に続けられるインターンを探しましょう。
- ノルマが厳しすぎる
- 無給、もしくはかなりの低賃金
- 単純作業がメイン
①ノルマが厳しすぎる
ノルマが厳しすぎる長期インターンは危険です。達成が困難なほど高いノルマを課せられると、過度なプレッシャーや長時間労働に繋がってしまうことも。
そのため、無理なノルマに追われるのではなく、成長に繋がる目標設定がされているかを見極めましょう。せっかく早期にインターンを始めるなら、長期継続ができるインターン先を選んでください。
②無給、もしくはかなりの低賃金
長期インターンを探す際には、待遇面も注意しましょう。特に、無給もしくは低賃金のインターンへの応募は避けてください。地域の最低賃金は守っているか確認すべきです。
また、低賃金で長時間労働を強いられると、生活費を稼ぐためのアルバイトに時間を割かなければならず、インターンシップに集中できないという事態も招きかねません。インターンシップの内容だけでなく、待遇面もしっかりと確認しましょう。
③単純作業がメイン
単純作業がメインの長期インターンにも注意してください。業務の基礎を学ぶために、ある程度の単純作業は必要でしょう。しかし、それがインターシップ期間ずっと続く場合は危険です。
企業の担当者に積極的に質問するなどして、事前に仕事内容について確認してください。スキルアップをするための貴重な学生期間を無駄にしないようにしましょう。